第8回おにクルよるカフェ9月20日開催

がん病態栄養管理栄養士の曹祐子さんの参加

曹祐子さんから
がん治療のための栄養管理に携わる中で、患者さまとご家族の苦痛や不安、そして希望や喜びなど様々な思い、時間を共有いただきました。
特に印象的だったことは、退院後の体調の変化や続く治療、食事や栄養に関する患者様自身の不安が多いこと。そして同様の心配を抱えながらサポートするご家族の存在とその負担。両者の思いが交差し、お互いが思い合うが故に苦痛が増強するというケースが多いことでした。
在宅療養中の体制はまだまだ乏しく、不確かな情報で混乱することも少なくないことから、
「医療から少し離れた場所に専門家として栄養士が存在し、気軽に相談できる環境が必要である」と確信し現在に至っています。
【がん病態栄養管理栄養士】曹祐子さんのプロフィール画像

曹祐子 そうゆうこ氏プロフィール【がん病態栄養管理栄養士】
管理栄養士取得後、国立病院、大学病院栄養管理チーム、がん専門病院での栄養管理業務を経てフリーランスへ
現在はHeartfelt Dining代表、がん患者支援団体、クリニック、栄養ケア•ステーションでの栄養指導や食事相談業務、栄養士養成校講師、レシピ開発、監修、コラム執筆などを行う
病気の有無に関わらず「おいしい!」と自然な笑顔がうまれる食卓作りを目指している

参加者の声

もっとお話しにきたら すっきりするだろうな~と思いました。

がんがみつかってすぐ、ここに来ました。気になっていた些細な質問をして 気持ちが楽になりました。